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治療過程での痛みやしびれ

鍼灸治療の治療過程の中で、痛みやしびれが発生する事があります。
「以前よりも悪くなったのでは?」と思われる方がいますが、これは間違いです。

西洋医学の治療が病気の症状を抑える治療であるのに対し、東洋医学は、病気をさかのぼり、健康な状態を復元させる治療です。

たとえば、正座をしていたとします。
最初はジンジンとしびれてきます。この時点で正座をやめれば、ジンジンとしたしびれは徐々におさまって消えていきます。
ですが、法事の席など、長時間正座を続けていると、ジンジンとしたしびれから、足の感覚のマヒへと進行します。
立ち上がった時、足の感覚がなく、足首をひねっても痛くないといった経験をされた方も多いはずです。
この状態から正座をやめると、まずはジンジンとしたしびれが発生し、そして徐々におさまって消えていきます。
そしてマヒしている時に足をひねった場合は、しびれがおさまった後に痛みが出てきます。

病気も正座と同じで、こじらせてしまうと、身体が苦痛に対して感覚を鈍くさせてしまっている事が多々あります。
そして治癒過程で、神経の復活として、様々な痛みやしびれが発生します。

坐骨神経痛なども、圧迫がきつければマヒしてきますので、足の痛みは以前よりも楽な感じになってきます。そこから圧迫を弛めると、マヒがとれてきますので、足の痛みやしびれが復活するのです。

治療過程で思わぬ痛みや、以前にあった痛みやしびれなどが発生した時は、自分の判断で治療を止めるのではなく、担当の先生に相談してみて下さい。もしかしたら、治癒まであと一歩のところまで来ているのかもしれません。

[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]

2010/03/30 | 未分類

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