不妊治療と甲状腺疾患
不妊治療を産婦人科で開始されている方は不妊の原因を調べるため、最初に血液検査などを行われている方がほとんどです。その際に患者さんご本人には自覚がなくても疾患が判明することがあるようです。
例えば、甲状腺疾患。甲状腺ホルモン値に異常があると、不妊・流産・胎児の発育に影響がでてくる可能性があるといわれています。よって、妊娠前から甲状腺ホルモン値を服薬などでコントロールする必要性があります。
当院で約1年不妊治療中の方ですが、もともと甲状腺疾患があり服薬治療していました。2年前に甲状腺ホルモン値が落ち着き、服薬治療中止で経過観察していました。
1年前、体外受精開始時の血液検査にて甲状腺ホルモン値異常が判明。甲状腺の再検査後、服薬治療なく経過観察で大丈夫とのことで不妊治療継続。
甲状腺科での半年後健診にて甲状腺ホルモン値異常判明により服薬治療開始。
服薬量を調整し甲状腺ホルモン値やや安定。甲状腺の服薬量を減少して継続治療中。甲状腺科の医師からは移植大丈夫とのことで今後移植予定。
甲状腺疾患により約5か月移植延期となっていました。
患者さんにとっては移植できない期間は不安と焦りでいっぱいであったと思います。この期間、着床しやすく胎児が元気に成長するための子宮づくり、体力アップの鍼灸治療をさせていただきました。
当院での1週間ごとの治療と自宅施灸を続けて半年後には、今までひどかった生理痛がほぼ無くなったことで鍼灸の成果を実感されたそうです。
当院では甲状腺疾患に対しては悪化防止のツボで対応し、専門医の治療にお任せしております。
西洋医学と鍼灸、どちらか一方だけではなくそれぞれの長所を生かしての治療が大事であると当院は考えています。
スタッフより
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2018/10/05 | 未分類
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