ギックリ腰とお風呂
この時、直後は冷やした方が良いが、その後は温めた方が良いという説明を耳にした事があるかと思います。
直後の冷却は炎症止めの為、その後は筋肉を弛める為に温めていくという理屈です。
ではどのくらいの時間冷やして、いつから温めれば良いかというと諸説があり、治療家によっても意見がまちまちです。損傷の強度が強ければ冷却期間が長くなり、48時間冷却する(夜間も)という説もあります。
さて、お風呂ですが、炎症があれば温めると炎症がひどくなるので、初日は入らない方が良いというのが一般です。
ただ、初日でも炎症がおさまっていれば、お風呂に入ったら非常に調子が良くなる事もあります。
また、お風呂の時は調子がよくても、出た後に痛みが発生する事もあります。これは炎症だけではなく、湯冷めによって筋肉が収縮している場合もあります。
リスクを考えると、ぎっくり腰初日のお風呂はやはり避けたほうが良いのですが、どうしてもという場合にはあまり熱くないシャワー程度にして、その後すばやくしっかりと水気を拭き取り、すぐに温かい格好にする事が肝心かと思います。
負傷した場所は炎症を起こしていても、それ以外の場所で腰痛に関係する場所(足やお尻など)が冷えていれば、収縮により腰の筋肉を引っ張り、治りを遅くする場合があるからです。
[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]
2010/04/20 | 未分類
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