和鍼と中国鍼
鍼には大別して二つの種類があります。
ひとつは鍼管という細い管を使用する和鍼、もうひとつは鍼管を使用しない中国鍼です。
和鍼は細くやわらかいので、鍼管を使用しなければ曲ってしまい、上手く刺す事ができません。
中国鍼は太く硬いので、直接刺す事ができます。
和鍼は刺激量が少なく、見た目にもあまり怖く映らないので、鍼の初心者にも受け入れられやすいです。
また細くてやわらかいという特徴が、日本人の肌質に合っています。
細くても上手にツボを使用すれば、軽く刺すだけで高い治療効果が得られます。
特に自律神経の調節などは和鍼が向いている様な気がします。
中国鍼は刺激量が多く、見た目に怖く映るので、鍼に慣れた人でも驚く事があります。
太くて硬いので、血管や神経を傷つけないようにしなければなりません。
ですが坐骨神経痛や五十肩など、固まった筋肉をほぐすには和鍼以上の効果があります。
和鍼でも太いものがありますが、中国鍼の方が鍼の操作がしやすく作られているものが多いです。
2009/03/14 | 未分類
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