皮内鍼法2(鍼灸学生用)
前回の続きです。
皮内鍼の刺入方法については、学生の皆さんは習っていると思うので省略します。
刺入の際の注意点:
刺入が終わったら、皮膚を鍼尖の方向へ少し引っ張ってみます。
この時、竜頭が立つようならば、鍼尖が皮下にまで達している証拠なので、少し抜いて刺しなおしをします。
皮内に完全に刺入ができたら、その上から手のひらで圧迫しながら前後左右に動かします。痛みがまったくなければ完全に刺入されています。
皮内鍼法の手技:
完全に刺入したら、そのまま自動運動と他動運動を行い、数分後に抜鍼します。軽い肩こりや炎症ならば、これだけで治癒する事も多いです。
また、一晩以上置鍼する時は、竜頭の下の皮膚面に小型の絆創膏を貼り、さらにその上から鍼よりも長い絆創膏で鍼を固定します。
疼痛などには非常に良く効きます。その際は、圧痛点を正確に見つける必要があります。
ただし皮内鍼法はあくまでも標治法なので、本治法も必ず行ってください。
[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]
2009/07/23 | 未分類
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