春と片頭痛（偏頭痛）

まだまだ寒い日が続きますが、春分過ぎたあたりから暖かくなってくれるのでしょうか？

春になると花粉症以外にも困った症状で苦しむ人がいます。

それは片頭痛です。

春は片頭痛の季節でもあります。

片頭痛の主な原因は、季節と身体の変化によって起こります。

暖かくなってくると、保温の為に沈んでいた血管が浮かび、拡張してきます。

それに対し、頭の筋肉はまだまだ冬の状態でこわばったままなので、

脈拍を圧迫し、骨膜という骨を被っている膜が脈拍の刺激を受け始めます。

そして、骨膜は非常に痛みを感じやすいところです。

頭痛が片頭痛かどうかを見分けるには、お風呂で身体を温めたらわかります。

筋肉の緊張性頭痛ならば、お風呂で楽になります。

片頭痛ならば、逆に痛みがひどくなります。

これは血管が拡張し、骨膜への圧迫がひどくなるからです。

片頭痛の治療には、こめかみ周辺への鍼治療が非常に有効です。

筋肉を強ばりを血管の拡張以上に緩めてもやれば、痛みや吐き気はおさまります。

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