むち打ちでは腰も悪くなる

むち打ち。

交通事故などで、首を痛め、

首の痛みだけではなく、

頭痛・めまい・シビレ・吐き気・声のかすれ・喉の異物感

などの症状が発生します。

ところで、このむち打ち、

首だけではなく、腰にも発生します。

いや、むしろ首と腰はワンセットと言えます。

その理由は、解剖学の本などで調べればすぐに解るのですが、

首から腰まで、背骨と筋肉でひとつながりになっているからです。

背骨は頚椎・胸椎・腰椎に分かれていますが、骨の構造としてはひとつながりになっています。

この内、胸椎は内臓を守る為に肋骨が付いていて、その為に動きが少なくなっています。

逆に、頚椎と腰椎は、それぞれ首と腰を動かす必要があるので、動きが大きくなっています。

この為、衝撃が加わると、首と腰が揺れ、それぞれがむち打ち症となります。

衝撃がひどい場合は胸椎にもダメージが蓄積され、場合によっては肋骨が折れる事もあります。

また、筋肉は脊柱起立筋という人体で最も長い筋肉が、首から腰にかけて、

背骨の左右に付いています。

当然、この脊柱起立筋もダメージを受けています。

むち打ちは首だけの問題ではなく、首と腰、場合によっては胸にもダメージが発生しているのです。

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