線維化した筋肉のゆるめ方(鍼灸学生用)
筋肉の強張りがひどくなると、筋肉が線維化したように硬くなり、触るとコリコリとした音がします。
この状態を筋性拘縮に分類する人もいます。
筋肉の状態としては最も悪い状態で、筋膜の水分まで枯れた状態と言っていいでしょう。
治療は中々難しいと思いますが、鍼灸治療に来られる方の多くがこの状態になっています。(整形・マッサージなどを転々として、最後に行きつくのが鍼灸院というパターンが多い為)
治療には中国鍼もしくは和鍼の太いものを使用します。
筋肉の起始と停止をていねいに調べて鍼をし、その間の筋肉にも等間隔で鍼をします。
置鍼の時間は最低でも30分はいります。灸や通電してもかまいません。
時間・回数ともに患者さんにも根気が必要な治療なので、あらかじめ説明しておく必要があります。
[ http://dogo-hari-kyu.com/ 道後はり灸接骨院]
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